こんにちはマンダリンです。
中小企業診断士の資格取得を目指して、日々学習に励んでいます。
今回のブログ記事では、「市場の失敗」について、自分なりの視点で整理し、まとめました。
ただし、この記事の内容はあくまで学習途中の未熟な段階であり、知識や理解が不足している可能性があります。
そのため、内容に誤りがある場合は、ぜひコメント欄でご指摘いただけますと幸いです。
皆さんからのフィードバックを通じて、正しい知識を積み重ねていきたいと考えています。
中小企業診断士の試験範囲は非常に広く、経営戦略や財務・会計、運営管理、人事労務など、多岐にわたる分野を深く理解する必要があります。
そのため、学習過程でアウトプットを重ね、理解を深めることが重要だと感じています。
今回の記事では、市場の失敗についての重要なポイントをかみ砕いて解説しましたが、まだ知識の定着が不十分な部分も多くあります。
記事をお読みいただいた方が「この視点は少し違うのでは?」と思われた際は、ぜひ遠慮なくご指摘ください。
このブログを通じて、自分自身の知識の整理はもちろん、同じく中小企業診断士を目指している方々と知識を共有し、互いに成長できる場にしていきたいと考えています。
学びの過程をオープンにすることで、学習仲間が増えるきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、気になる点やご意見があれば、ぜひコメントをよろしくお願いします。
金銭的外部性と技術的外部性
金銭的外部性とは、市場を通して取引した結果、損得が起きること
政府の介入は無いため、市場の失敗とはならない
技術的外部性とは、市場を通さず取引以前に損得が起きる
政府の介入があるため、市場の失敗になる
外部性は、ほかの経済主体に影響を与えることを意味している。
外部経済と外部不経済
外部経済と外部不経済とは、社会に良いまたは悪い影響をことを意味する
外部経済がいい影響をあたえ、外部不経済が悪い影響を意味する
外部経済の例は、養蜂家と果樹園の関係や公共交通機関の整備が上げられる。
外部不経済の例は、ペットボトルの回収でコストが増えたり、騒音問題で騒音対策に費用が発生したりすること。
外部不経済
外部不経済が発生した場合に、自由競争市場が続くと資源の非効率な配分がされ、過剰生産が起こり、社会的コストの増大や競争の不公平が起きる。
政府の介入や規制が必要とされる。
自由競争市場における外部不経済が発生した場合は、生産量を抑えるために課税を行い最適生産にすることで、資源の非効率を解消する。
企業にとっては、パレート最適となる。
コースの定理
コースの定理とは、外部性の問題解決方法で政府が介入せず、当事者同士の交渉により解決を図ること
コースとは人の名前です。
コースの定理は、まず裁判で権利関係を明確にした後で当事者同士の交渉で外部性の問題を解決する手法です。
コースの定理は、資源配分を問題にしているため、互いの交渉に費用はかからない。
公共財
公共財は、政府が供給する財やサービスのこと
公共財には、消費の非競合性と消費の非排除性の2つが定義されている
公共財には定義があり、同時に満たす財のことを意味します。
非競合性は互いに他を妨げることなく消費でき、非排除性は対価を払わない人をある財から排除することができない性質を意味している。
情報の不完全性
情報の不完全性は、売り手と買い手の間で情報が非対称になってしまい、市場取引が非効率になることを意味する
情報の不完全性には、アドバースセレクション(逆選択)とモラルハザードの影響があります。
アドバースセレクション(逆選択)は、本来選ぶべきものとは逆を選んでしまうこと。
モラルハザードは、取引後にモラルの低下によって、契約の条件が守られなくなること。
まとめ
市場の失敗について、まとめます。
クイズ形式でまとめますので、答えがわからない場合は、調べて埋めてみて下さい。
- 外部性とは、政府の介入がある( )外部性と政府の介入がない( )外部性がある
- ( )外部性は、市場を経由しない
- 他の経済主体に良い影響をあたえる外部( )と悪い影響をあたえる外部( )がある
- 外部( )が発生した状態で政府が介入せずに、自由競争市場が続くと( )を上回り過剰生産になる
- 外部( )が発生し、政府の介入して( )を実施することで、取引量を最適な量まで減少させる
- 外部性の問題解決方法の1つに、当事者同士で互いに話し合うことで( )の定理と呼ぶ
- ( )の定理は、資源分配を問題にしている
- 公共財は、複数のものが同時に他を妨げることなく消費できる「消費の( )」と、対価を排除できない「消費の( )」の2つの性質を満たすもの
- 情報の不完全性は、本来選ぶべきものとは反対をえらんでしまう( )と、取引後にモラルの低下が( )がある
ちいさなことからコツコツと それでは。
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