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中小企業診断士 資格を取るために独学で勉強中  #4

中小企業診断士
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中小企業診断士の資格取得を目指して、日々学習に励んでいます。

今回のブログ記事では、「不完全競争市場」について、自分なりの視点で整理し、まとめました。

ただし、この記事の内容はあくまで学習途中の未熟な段階であり、知識や理解が不足している可能性があります。

そのため、内容に誤りがある場合は、ぜひコメント欄でご指摘いただけますと幸いです。

皆さんからのフィードバックを通じて、正しい知識を積み重ねていきたいと考えています。

中小企業診断士の試験範囲は非常に広く、経営戦略や財務・会計、運営管理、人事労務など、多岐にわたる分野を深く理解する必要があります。

そのため、学習過程でアウトプットを重ね、理解を深めることが重要だと感じています。

今回の記事では、不完全競争市場についての重要なポイントをかみ砕いて解説しましたが、まだ知識の定着が不十分な部分も多くあります。

記事をお読みいただいた方が「この視点は少し違うのでは?」と思われた際は、ぜひ遠慮なくご指摘ください。

このブログを通じて、自分自身の知識の整理はもちろん、同じく中小企業診断士を目指している方々と知識を共有し、互いに成長できる場にしていきたいと考えています。

学びの過程をオープンにすることで、学習仲間が増えるきっかけになれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、気になる点やご意見があれば、ぜひコメントをよろしくお願いします。

独占企業の総収入

独占企業の総収入は、生産量を増やすとある一定のところまで収入が増え続ける
その後は、生産量を増やし続けても、材料費や人件費などのコストが増えるため、独占企業の総収入は減少をしていく

独占企業の限界収入MRは、市場の需要曲線が直線の場合、需要曲線の傾きを2倍にすると限界収入MRになる。

関連付け物語

私の子供のころからの友人がケーキ屋を初めた。
街で唯一のケーキ屋のため、ケーキの価格や生産量は自由に決められる。
沢山作ればたくさん売れるが、その分材料費が増えたり、沢山生産する為人手を増やすため、コストがかかり総収入は減少する。
ケーキ屋は総収入を最大にする方法を探していた。

独占企業の利潤最大化

独占企業の利潤最大化は、限界収入MR=限界費用MCが条件になる

独占企業は限界収入MRと限界費用MCが一致によって、生産量を決める。

総収入TRが最大になる生産量より、やや少ない生産量が最大の利潤になる。

関連付け物語

街で唯一のケーキ屋は、ケーキの価格を慎重に決めていた。
価格を上げすぎるとケーキを買う人が減り、下げすぎると利益が減る。
限界収入MRと限界費用MCが一致する量を供給することで、利潤を最大化し安定した経営を続けた。

価格差別(差別独占)

価格差別は、同じ財やサービスでも異なる価格を設定すること

価格差別は、電車の運賃やテーマパークの入園料、飲食店の食べ放題などで使われている。

価格差別を行うときに条件として、転売が出来ないことが必須となる。

儲けが出るため、価格差別が使われている。

需要の価格弾力性が小さい市場は、価格を高く設定できる。

需要の価格弾力性が高い市場は、価格を安く設定する必要がある。

関連付け物語

街で唯一のケーキ屋は、新たにケーキの食べ放題を始めた。
大人は価格を高く、子供は安い価格に設定した。
お客ごとに価格を変えることで、来店者が増え利益が最大化。
お客も満足していた。

独占市場均衡

独占市場均衡は、独占企業の財やサービスの供給量と需要量一致する状態

独占企業が価格を決められるようになり、生産量を減らして価格を高くすることができる。

そのことで、人や設備が余ってしまい非効率になる → 死荷重の発生

価格を支配することを、プライスメーカーと呼ぶ。

関連付け物語

ケーキ屋はケーキの供給量と需要量を一致する量だけを販売して、ケーキの価格を高く設定した。
一部の人がケーキを買えなくなった。
これにより、死荷重が生まれて、ケーキ屋とお客の利益が失われてしまった。

複占市場

複占市場は、2社で生産する市場のこと

2つの企業は価格支配力があり、限界収入と限界費用の一致で利潤最大化の生産量を決める。

2社の供給量は、3つの基準で決まる。

クルーノー均衡、シュタッケルベルク均衡の2つが有名です。

クルーノー均衡は互いの生産量を所与のものとして利潤最大化の生産量を決める。

シュタッケルベルク均衡は2社のうちどちらかがリーダーとフォロワーになって生産量決める。

3つ目のベルトラン均衡は、互いの価格を所与として利潤最大化の価格を決める。

図の上では、反応曲線を使って表す。

反応曲線は、相手の企業の生産量が与えられた場合、自社の利潤最大化する生産量の組み合わせを表す。

関連付け物語

新しく街にケーキ屋が出来た。
街に2つのケーキ屋があり、2つのケーキ屋は互いのケーキの販売量を確認して、利潤を最大化しようと調整を続け、最終的にクルーノー均衡に達した。
2つのケーキ屋は生産量を変える理由がなくなった。

ゲーム理論

ゲーム理論は、企業がどんな戦略を採るべきかについて分析する理論のこと

利得行列で、ゲームの参加者が各戦略を採った場合に参加者の利益がいくらかになるかをまとめています。

利得行列で、2社が採った戦略が最適で一致した場合、ナッシュ均衡という。

ナッシュ均衡が起こらない場合もあれば、複数発生することもある。

ナッシュ均衡より、利得が増やすことができるが、相手の利益を犠牲にして利益を得ることをパレート最適という。

関連付け物語

2つのケーキ屋は、互いにケーキの価格を据え置くことにした。
据え置く選択は互いに最適となった。(ナッシュ均衡)
しかし、2つのケーキ屋が協力すれば、利益が高まる選択肢も残っていた。(パレート最適)

独占的競争市場

独占的競争市場は、財やサービスが差別化されている市場のこと

独占的競争市場は、短期では差別化に成功し超過利潤が出るが、長期では他社が参入をしてくるため、競争が激化する。結果、超過利潤が減少する。

関連付け物語

2つのケーキ屋の1つが、差別化を図るためコーヒーの販売を始めた。
コーヒーの販売で利潤が増えたが、もう1つのケーキ屋もコーヒー販売を始めた結果、利潤が減少してしまった。

まとめ

不完全競争市場について、まとめます。

クイズ形式でまとめますので、答えがわからない場合は、調べて埋めてみて下さい。

  • 独占企業の総収入曲線は、(  )が増えると、総収入が増えるが、ある一定の(  )まで生産すると、総収入が減少する
  • 限界収入(MR:Marginal Revenue)は、ある状態から(  )を1単位増加させた場合、(  )がどれくらい変化するか表す
  • 独占企業の限界収入曲線は、需要曲線が右下がりの直線の場合、傾きを(  )にして描かれる
  • 独占企業の利潤最大化の条件は、(  )=(  )になる
  • 同じ財やサービスでも異なる価格を(  )という
  • 同じ財やサービスでも異なる価格設定をする場合、(  )が不可能であることが条件となる
  • 独占企業が価格設定をする場合、(  )が大きい市場では価格を低く設定する
  • 独占市場均衡は、独占企業の財やサービスの(  )と需要量が一致する状態となり、生産量を減らして価格を高く設定できる
  • 市場で決定された価格を所与のものとして行動するのは(  )という
  • 独占企業などの不完全競争市場で取引する企業が価格を支配できることを(  )という
  • 2社で供給される市場を(  )市場と呼ぶ
  • 反応曲線は、相手の企業の(  )が与えられた場合、自社の利潤最大化の生産量の組み合わせを表す
  • 相手の(  )を所与として生産量を決めることを(  )均衡と呼ぶ
  • 2社のどちらかがリーダーとなり、どちらかがフォロワーとなる場合の生産量の組み合わせを(  )均衡と呼ぶ
  • 互いの価格を所与として利潤最大化の価格を決める(  )均衡がある
  • 2社が採った戦略が最適で一致した場合は、(  )均衡となる
  • (  )均衡よりも、誰かの利益を犠牲にすることで他の誰かの利益を高めることを(  )と呼ぶ
  • 独占的競争市場は、財やサービスが(  )される市場のこと
  • 独占的競争市場は、(  )では(  )に成功して利潤が出るが、(  )では他社の参入により競争が激しくなり利潤が減る

ちいさなことコツコツと それでは。

私が使用しているテキストです。
コンパクトなサイズで電車の中でも読みやすい1冊です。

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