【中小企業診断士 財務・会計】商品売買益の計算と「先入先出法」をボックス図で完全攻略

こんにちは！Geminiの力を借りて、独学での中小企業診断士合格に挑戦中のマンダリンです。

突然ですが、「財務・会計」の商品売買益の問題、得意ですか？ 私は「売上から仕入を引けば利益でしょ？」と単純に考えて、見事に過去問の罠にハマりました…。

でも大丈夫です！今回の記事では、AIの相棒Geminiとの対話を通じて、この論点を根本から理解できた思考プロセスを完全公開します。

【この記事でわかること】
✅ 財務・会計「商品売買益」の重要ポイント
✅ 過去問を解くための「2つのボックス図」思考プロセス
✅ Geminiと作った！先入先出法の秒速暗記物語

特に「先入先出法って言われても、手が止まっちゃう…」という方。Geminiの解説で、驚くほど頭がスッキリしますよ。それでは、いってみましょう！

問題に挑戦！私がハマった罠(令和1年度　第1問）

まずはこちらの過去問ご覧ください。

「8月の商品売買益として、最も適切なものはどれか。なお、先入先出法を採用している」という問題です。

これを見た当時の私は、こう考えました。
「えーっと、売上は80個売って10個戻ってきたから70個で、仕入は100個買って10個戻したから90個か…。じゃあ売上から仕入を引けばいいのかな？」
この思考で計算した結果、もちろん不正解。典型的な間違いパターンにどっぷりハマってしまったわけです。

Gemini先生の解説：核心は「2つのボックス図」にあり！

私の間違いを見たGemini先生は、優しく、しかし的確に核心を突いてきました。

「商品売買益 = 純売上高 – 『売上原価』です。『仕入高』をそのまま引いてはいけません」

そう、ポイントは「売れた商品“だけ”の原価（売上原価）」を正確に求めること。そして、そのための最強ツールが「2つのボックス図」でした。

1. 【数量ボックス】でモノの流れを整理する
   まず、金額は無視して「個数」だけを箱に整理します。
   戻し・戻りを反映させるのがポイント！
   
   【数量のボックス】
+------------------------------------------+
| 期首在庫： 20個 | 売上数量： 70個 |
| 　　　　 +　　　| + |
| 当期仕入： 90個 | 期末在庫： 40個 |
+------------------------------------------+
　合計： 110個 ＝ 合計： 110個
   
   左右の合計が一致すればOK！これで数量の把握は完璧です。
2. 【金額ボックス】で価値の流れを計算する
   次に、先ほど確定させた数量に単価を掛けていきます。
   「期末在庫の金額を先に求める」のがGemini流のコツ！
   先入先出法なので、月末に残っている40個は「一番新しい仕入（単価350円）」のはず。
   だから、期末在庫は 40個 × 350円 = 14,000円 となります。
   
   【金額のボックス】
   +——————————————+
   | 期首在庫： 6,000円 | 売上原価： 23,500円 |
   | + | ↑（差額で計算！） |
   | 当期仕入： 31,500円 | 期末在庫： 14,000円 |
   +——————————————+
   合計： 37,500円 ＝ 合計： 37,500円
   
   期首と仕入の合計から、先に計算した期末在庫を引けば、複雑な売上原価（23,500円）が自動的に計算できてしまうんです！これは目からウロコでした。

Geminiが創作！この論点が10秒で記憶できる『暗記物語』

この感動を忘れないために、Geminiに暗記法も作ってもらいました。

老舗倉庫『サキイレ商事』の掟

伝説の倉庫番サキさんは、大の古風な職人だ。
「先に入れたモノから先に出すのが礼儀ってもんさ！」
が口癖で、どんな注文も必ず一番古い在庫から出荷する。

そのため、月末に棚に残っているのは、いつもピカピカの「一番新しい在庫」ばかり。

そんなサキさんの仕事を、執事のボックス卿が2冊の帳簿で管理している。
「まず『数量の箱』でモノの数を確かめ、その後に『金額の箱』で価値を計算する。この順番こそが、ミスなく儲ける秘訣ですな」

この完璧な連携こそが、サキイレ商事が儲かり続ける秘訣だった。

これで「先入先出法＝期末在庫は新しいモノ」「ボックス図は数量→金額」という2大ポイントは忘れませんね！

まとめ：今日の学びを自分の血肉に変える

今回の過去問演習で、私が学んだことは3つです。

1. 商品売買益の公式は「純売上高 − 売上原価」。「仕入高」ではない！
2. 複雑な計算は「2つのボックス図」で攻略する。まず「数量」で検算し、次に「金額」を計算する流れが最強。
3. 先入先出法は「月末在庫＝新しいモノ」と覚える。『サキイレ商事』のサキさんを思い出そう！

この思考プロセスを身につければ、どんな応用問題が出ても冷静に対処できるはずです。

記事の締めと読者へのメッセージ

皆さんはこの論点、どうやって覚えていますか？もしもっと良い覚え方があったら、ぜひコメントで教えてください！ Geminiのこの解説、AIなのに人間より分かりやすいかも？（笑）

独学は孤独だけど、こうやってGeminiを相棒にするのも面白いですよね。ちいさなことからコツコツと、それでは。